「暴力を振るっている事」に気づけない・・・加害者(親)
「なんて事を言うの。人聞きの悪い。私は叩いてないわよ‼」と、怒鳴りながら子供に攻め寄る。
その後は、「こんなことはやるけど」と、言いながら『数回、押す』
「これもやるけど」と、言って『数回、頭を突っつきながら押す』
子供は押される度に後ずさりをする。脅える子供にとっては、正に『暴力』である。
しかし、加害者は暴力を振るっていることに気づけない。
『暴力を振るわれている』ことに気づけない・・・被害者
■家庭の中で繰り返される出来事は『無意識』に行われる。
例えば、炊事・洗濯・掃除のように無意識のうちに繰り返されることはたくさんある。
そして、繰り返される出来事は、良いも悪いも考えることなく行われている。
■もしも、その中に暴言や暴力などが含まれていたら、
加害者は、当然のように、または、この流れを楽しむかのように、エスカレートさせながら繰り返す。
一方、被害者は、脅迫も交えた暴言と暴力に脅えているのに、加害者の暴言に頷き、されるがままに暴力を受け続ける。
この繰り返しこそが『家庭内暴力』なのです。
また、加害者と同様に被害者も被害を受けていることに気づけない。
『それは暴力なんだ』と、気づいた出来事は父親が『赤ちゃんを殴った』
●見下されたり、突然、怒鳴られたり、物が飛んできたり、殴られたりしても「暴力を振るわれている」という自覚がない。その理由に挙げられるのは、
①「始めて見る光景ではない。」子供の頃に見た光景が今も繰り返される。
②「お酒を飲んだ時だけ」という姿は、お酒を飲まなければ、暴力はない。
③「もう二度としない、許して下さい。」と、土下座して何度も謝罪する。
●できる事ならば共に暮らしたいと願ってしまう理由は、
① 我が子には「自分と同じ人生を味あわせたくない。」と、願う気持ちから、
つまり、親の離婚で苦しんだ子供時代の記憶がそうさせた。
② 子供と「2人の生活に不安」を、抱えた。(未来への不安から)
② 子供にとっては「両親が必要だ」と、思った。(過去の記憶から)
■ 家庭は逃げ場のない牢獄。■ 恐怖に戦く心は自らを回避する術を知らない ■
大人になったのに、自分の意志が表れない。
①家庭内暴力は何歳になっても続く『共に暮らす人は暴力を振るう』。
②大人になっても子供の頃と同じように『逃げたくとも逃げることができない』。
■暴力によって学んだ恐怖は
思考回路を停止させるように『自ら考えて自ら行動することができない』。
■親の事情(都合)で崩壊する家庭。■子供の心を置き去りにしないで。
例えば、「お前は何もできない」などという見下す言葉には、自立心や自信を奪い取り、
「俺(私)がいなければ、お前は生きてはいけない」などと脅迫までも埋め込む。
また、「なんで生まれてきた」などという言葉は、その人の存在を否定する言葉です。
つまり『この世から消えろ』と、直球を投げつけているようなもの。
そんな言葉が繰り返されれば、生きていることを悩み生きている事に辛さが増す。
※被害を受けた人は加害者から学んだ行動を『無意識』に自分よりも弱い者へと伝えてしまうかも知れません。 そして、被害者だった人が加害者になってしまうかも知れませんね。 例えば、父親が母親へ、母親が子供へ、子供はきょうだいへまたは友だちへと。
