赤ちゃん誕生|最高の幸せ
我が子がこの世に誕生した。その時「ありがとう、私のところに来てくれて。」と。
この世に生まれてきた事に後悔ばかりしていた私は、感謝の気持ちをあちらこちらに飛ばした。
ところが『24歳の未婚の母が誕生した』
小さな頃から夢見ていた「家族団欒」だったが、その夢は叶わず、過去の体験を繰り返す。 それは、未奈の親が歩んだ人生。父親の酒乱(暴力)そして「離婚」という道だった。
子供の頃の未奈は、自分・生みの親・神様までも否定し『ひとりぼっち』と呟き続けていた。
24歳の未婚の母
赤ちゃんの父親は、未奈のお腹が大きくなるに連れて、酒を飲むと暴れるようになり、 この世に生まれて3ヶ月しか過ごしていない赤ちゃんの頭までもはたいた。
その時の様子を見ていた未奈は、この家を出る事を決めた。
赤ちゃんの物を詰めたカバン一つと赤ちゃんを抱えて飛び出すと、未奈は現実を見つめた。 「どうしょう、行くところがない。」と、降り続く雪を見つめて途方に暮れた。
彼が住む家へは「戻りたくない。」と強く思いを固めると、一歩を踏み出した。
母子寮
住む家とお金のない未奈は、赤ちゃん(良太)と共に役所を尋ねた。
すると、母子寮入所を薦められ言われるがままに、手続きを終えたその時、
「それでは、入所できるか、どうかは、1週間前後にハガキにてお知らせをします。」
と、言う。その瞬間、青ざめた未奈は、
「今、現在、住む家がありません。だから、ハガキも受け取ることが出来ません。」
と、必死に訴えた、すると、微笑んだ役所の方は、
「じゃぁ、ここへ行きなさい。お金もかからないし、布団もあるわ。」
と、住所をメモった紙を差し出した。
そのメモを手にして向かうと、そこは女性と子供を一時的に保護する所だった。
そうして5日が過ぎると、未奈の手にハガキが届き、良太を抱いて母子寮へ入所した。
未奈と良太の2人の生活は母子寮という名を持つ建物で迎えた。ふたりぼっちの家庭がスタートを切った。 すると「世界中が敵でも、どんなことがあっても良太を護る」と誓う。
世間の視線・子育て・仕事・連鎖
●「世間の視線」は、母子家庭に厳しく偏見を持っている。
●「親と子供の2人の生活」・・・仕事と子育て。
●「親を見つめる子供は」・・・親と同じ人生を歩くのだろうか・・・。
トラウマは連鎖するの?(繰り返される人生)
