予期しないときに・・甦る。これは記憶によって行われる作業です。忘れたい記憶は短期記憶から長期記憶へ保存されてしまいます。

突然甦る /ふとした時に何かを思い出す

突然、起きた出来事(恐怖体験)などは「無意識」あるいは「意識」して処理される。

 例えば、耐え難い出来事がいつも目の前でちらついていたら、
 身体も動かす事ができず、日々の時間をいつものように刻む事もできなくなる。

 だから、その場をやり過ごすように
   「忘れた」「何事もなかった」と、短期記憶から排除する・・・が、

 この行為は、ただ単に記憶の箱に閉じこめている・・だけなのです。
    その記憶の箱とは、短期記憶から長期記憶へ保存しているだけなのです。

トラウマとなった記憶

長期記憶へ保存された記憶とは、
   トラウマ記憶として、1枚1枚の写真(映像)となって保存されます。

・閉じこめられた記憶が甦る時は、
   その1枚の写真(映像)として甦るのではなく、まるで、完成されたジグソーパ
   ズルをひっくり返してバラバラになった一つ一つのピースを拾うように・・、
   ごく僅かな一部、または、ワンカットずつ、突然、甦るのです。

        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

     小さなピース1つ(記憶の欠片)を・・手にすると、
     「これ・・なんだっけ・・?」と、記憶の回路を辿ります。

        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

このときは、トラウマ記憶と知らず、また、閉じ込めた記憶とも知らずに・・、
   一生懸命に見つめて思い出そうと、脳をフル回転させて・・思い出すのです。

長期記憶として心の奥深く刻まれるのは、抑圧排除の形なのです。

  ・トラウマ記憶として残る場合は、体験の意味や理由などがわからないとき、
  ・または、記憶の箱に入れたくない、忘れたい、と、強く思うときなのです。

幼児体験は、トラウマ記憶になる???

思い出した記憶、一つ一つのピースを繋げている・・と。
        「幼児期の頃を思い出した」・・・なんて、事はありませんか。

子供にとって、親は掛け替えのない存在なのです。
そして、このことを一番よく知っているのも、子供自身なのです。

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     子供は、1人では生きてはいけないことを知っています。
     そして、生きていく術を、大人(親)から学んでいるのです。

       ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

そんな子供が一番辛い出来事は、1番、身近にいる親(大人)の出来事なのかも知れません。
   例えば、夫婦げんかをすれば…、離婚をすれば…、再婚をすれば…、
   親の人生だけが代わるのではなく子供の人生も変わってしまうからです。

子供にとっての辛い出来事は「記憶から排除したい」と思って当たり前なのです。
すると、楽しい想い出までも、子供の心の中から消えて・・しまうのです。

この流れは、子供自身が、、与えられた環境で生きていくための術なのです。

長期記憶として記憶された出来事は

長期記憶として記憶されたものは、心の奥底で封印される。
(トラウマとなった出来事は強すぎるショッキングな体験、つまり恐怖体験なのです)

例えば、母親が、突然、消えた場合
    子供は、まず、自分を責めます「悪い子だから」とか「嫌われた」とか
    「捨てられた」などと、全ての責任を自分に向けます。

そして、悩んで、苦しんで、悲しんで・・・、
    母親の顔・声・しぐさ・楽しい想い出さえも、記憶の中へ封印します。
    この封印と共に「誰にも言えない」の思いも抱え込むのです。

    すると、語られる記憶から排除されてしまいます。

その後、どんなことが起こるのか・・

    苦痛な情緒は、身体症状に転換されるように、身体が苦痛を味わう、
    心は、無かった事のように、記憶を消す

そうして、日々の時をやり過ごして生きていくのです。

ある日突然、ボーとしている時に・・・、何かの、誰かの、言葉を耳にして・・・、
   頭の中で「何かが横切った?」「何かを思い出した?」「あれは、一体、何?」

   なんて、薄れた記憶に気をとられて、
       頭の中では・・・取り戻す作業が無意識に行われる。

欠片のような小さなピースを見つめて・・・、記憶を辿る。
   そのとき、トラウマとなった出来事を思い出す・・、かも知れませんね。

突然、飛び出した記憶が引き金になり、封印したはずのジグソーパズルの箱の蓋が開く、

    小さなピースが1つ飛び出す・・・と、また1つ・・、
    数ヶ月後・・、数年後・・、数十年後・・、飛び出すかも知れません。

トラウマとなった出来事は、強すぎるショッキングな体験、恐怖体験なのです、
それでも、できることならば、封印せず、語る事ができる・・・と、いいね。

    独りで悩まないでね、ひとりぼっちじゃないよ。



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